5月5日に予定していた劇団ユニット・ラビッツ新人公演は、中止とします。

5月5日郡山公会堂にての劇団ユニット・ラビッツ弩新人公演「世界は君たちを待っていた!」ですが、3月末頃まではなんとか公演を挙行する可能性を追求しておりました。

しかし、このところのコロナ禍状況を見ると公演は中止せざるを得ないと判断しました。

毎公演ごとに後援をいただいている多くの団体様から既に後援の御承認をいただいておりました。ありがとうございます。そして、大変申し訳ございません。
 
一部で広報済であったこともあり、公演を楽しみにされていた皆さま、また各方面でこの舞台を応援していただいていた皆さまには、大変心苦しく、また、ご迷惑をおかけする結果となり、申し訳ない思いでいっぱいです。
 
日々、不安な状況が続きますが、みな様のご無事と、心身ともにご健康であること、心よりお祈り申し上げます。

安心して芝居の公演ができ、また見に来ていただけるようになるその時まで、ブログの更新や劇団員個々の自主的な修練を劇団活動とします。

今後ともよろしくお願いいたします。
 
劇団ユニット・ラビッツ
副代表 佐々木雅彦
 
 写真は劇団活動日誌より近日の佐々木記録箇所。

  

2020年04月12日 Posted by ユニラビ at 23:45Comments(58)

鼬ワークショップ☆ありがとうございました!

おはようございます!
さやかです!

8月24日・25日。
郡山市のお隣の須賀川市では、おっきな花火が空に舞い、
老若男女がそれぞれに思いを馳せていた時分。

我々は、湖南町出身の真船豊の描いた世界に思いを馳せ、
盆踊りの季節「踊りをみてこらったら?」「大きな踊になったべ。」と話しておりました。

そう!!!


主催 文化庁・公益社団法人日本劇団協議会
『音楽劇☆鼬2021』ワークショップ(2019年度第2回)

であります!
このワークショップは、福島で生活していてワークショップへ物理的に
なかなか参加できない方々もワークショップに参加できるように企画された
文化庁主催のワークショップです。

私は、演劇で出来ることがたくさんあると思いました。
遡れば4年前、あるお芝居を観た時に、
終演してからも涙がこぼれ立ち上がれなかったことがあります。
その涙は、不条理への悔しさ、やるせなさを越えて
浄化されたような心地の良いものでした。
その時、私の見知らぬ隣人も他の観客が退出するまでハンカチで涙を拭っていました。
2人でポツンと客席に脱力していました。
人見知り症だった私ですが、「大丈夫ですか。」と声をかけてしまいました。
少しお話して、その方は笑顔で退出されていきました。

ほんの数分の出来事ですが、
きっと誰しもが体験したことがあるのではないかと思うのです。
心が動いて、自分ではないだれかと共鳴する瞬間。
それは演劇に限らずですが。

私にとってお芝居も隣人との数分間も明日への活力となりました。
それぞれの魂のでこぼこが噛み合って鍵が開いた音がする。
そんな気がしました。
それから、私は不器用だとしてもその瞬間を
少しでも多くつくるために走り続けると決めました。

長文、お粗末様なお話でした。


がしかし、走り続けるぞ作戦には問題がありました。
生活がある上で、どうしたら演劇というツールを使ってその瞬間を発見できるか。
勉強しなければ。もっともっともっと!


『音楽劇☆鼬2021』ワークショップ


台本を読んで、真船豊の生きた時代を感じ、
ストレッチの仕方からダンス、音楽劇にするために楽譜を読むということ。
私にとっては、河童の皿に水を得たような気分です。


「真船豊」ご存知でしょうか。
恥ずかしながら私はワークショップで初めて知りました。
しかし、「孤獨の徒歩」という真船豊の自伝を読んでいますと、
会ったことも見たこともないのに、
共鳴する瞬間があるのです!
あれ、これって私の独りよがり?今更に自問自答するさやか。

あぁ、同じ時代に生きていたらどんな話が出来ただろうと
想像してしまいます。

郡山市中央図書館では、書庫保管ですので
図書館のお姉さんにお願いすれば、館内での閲覧が可能です。
もし、ご興味ありましたらどうぞ!


まだまだワークショップは続きます。
ワークショップにご興味ある方は、
◎お電話 090-3648-0481
ホームページのお問い合わせ
フェイスブック
よりご連絡いただければと思います。

併せまして、劇団員は随時募集中ですので、
お電話かホームページよりご連絡いただけますと嬉しいです!

以上!さやかでした!
  

2019年08月30日 Posted by ユニラビ at 00:17Comments(1)

鼬ワークショップ☆

こんにちは!さやかです☆

今月も鼬ワークショップのお時間がやって参りました!

私たちは、リズムワークショップで音符を学び、
ダンスワークショップで体のほぐし方使い方を学び
台本を読む前に作家の生きた時代を紐解き、
実際の舞台とされる町の風を感じ、
リーディング発表を行ってきました。

この企画は
福島に住んでいて、演劇に興味はあるけれど、
様々な理由(金銭面・遠くまで行けない・お仕事や家事・時間をあまり割けない・etc)
で演劇ワークショップに参加できないという方々必見のワークショップです!

私は、福島にいながら、
東京の演出家さんや作曲家さんや振付師や役者さんと
空気を共有できることがとっても嬉しいのです!

それだけではありません!
演劇を通して、今まで出会って来なかった方々と
ワークショップを通して出会えることがとってもとっても嬉しいのです!

それだけではありません!
福島県湖南町出身の真船豊。
私にとって、彼はあったことも見たこともない
本の中の人物でしかありませんでした。
だけど、作品や自伝を読んだりするうちに、
少しずつ少しずつ
数十年前に生きていた真船豊に血が通い始め、
體をもった存在が近寄ってくるようなそんな気がするのです。

名前も知らなかった、同じ故里に生まれた故人に出会う。

真船豊を知ろうとする方が増えれば増えるほど、
作品の息遣いが大きなうねりとなって生き始めます。
私はそれがとってもとっても嬉しいのです。


私は、これからのワークショップでの
新たな出会いも楽しみです!

ぜひ、ワークショップに興味あるという方、
ご連絡くださいませ!


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『音楽劇☆鼬2021』ワークショップ(2019年度第2回)
福島県郡山市湖南町出身の劇作家、真船豊。その代表作「鼬」を、東京の演劇人と一緒につくります。
福島の演劇を一緒に盛り上げていきませんか?ワークショップ参加者大募集中です。

◎主催 文化庁・公益社団法人日本劇団協議会

◎日時と場所
 8/24土 10~17時
 けんしん郡山文化センター リハーサル室
  /25日 10~17時
 郡山市男女共同参画センター 集会室

◎内容
まず「鼬」全編を通して読み、その後、上演台本(作・佐藤茂紀)の一部を読んで場面を作っていきます。
2021年に上演予定の『音楽劇☆鼬2021』の出演者を集います。

◎参加費無料

◎必要な物
上履き(24日のみ)
飲み物・昼食  
筆記用具  
動きやすい服装

◎講師
流山児 祥(流山児★事務所) 伊藤 弘子(流山児★事務所)

◎上演台本執筆 ファシリテーター
佐藤 茂紀(劇団ユニット・ラビッツ)

◎お問い合わせ・参加申し込み

劇団ユニット・ラビッツ unit.rabbits@gmail.com

*気になったことなど、お気軽にお問い合わせください。


以上、さやかでした!
またね!
  

2019年08月24日 Posted by ユニラビ at 04:39Comments(0)

自画像「子供の頃なりたかったもの」

淳。平成仮面ライダーはドロドロ人間味

みなさんおはようございます。
上の写真は淳です。
語りまくってます。
今回は、佐々木の提案で「子供の頃なりたかったもの」と言う題で、「自画像」を演じます。
ひとり芝居です。



私、佐々木です。訳あって髭剃ってます。
それはともかくユニラビの実況レポートします。
前回の稽古でアイディアを出し合い、意見交換。
それぞれの持っているテーマをどう取り上げるか、どうすると芝居になるのか、話しました。
今回は、演じました。ほぼ即興です。いわば試演です。



まお です。椅子二つ出して舞台作ってます。
立体感のある空間になってます。



早織です。躍動してます。

皆、このテーマを演じるのに、いくらかの憧れと挫折を演じます。
演じたあと、また意見交換して、軌道修正です!
これは大変だし面白いなと、演ってから改めて思いました。
個人的なドラマを演じる自分を自分で演出して芝居する。
そしてそれぞれの自画像が現れる。

明日からは文化センター演劇ワークショップ。
その後、6日火曜日のお盆前の稽古納めで、また演ります。
むしろ私が、もう一度やらなくてはならないと感じました。
(そんだけ出来てない感が大きい笑)

楽しめ自分!
佐々木雅彦でした。


  

2019年08月02日 Posted by ユニラビ at 01:00Comments(0)お芝居(演劇)

劇団ユニットラビッツ 〜震災を語る演劇〜 ご来場ありがとうございました!




7月21日のけんしん郡山文化センター中ホール、
劇団ユニット・ラビッツ〜震災を語る演劇〜
ご来場誠にありがとうございました。
そして、応援してくださった皆様にも心から感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。

もう一週間が過ぎてしまいました。

吉田千亜さんの、原発爆発直後の人々の話。
消防士の方々が、強制避難区域で必死の救助活動をした後、やっとの思いで会えた家族。ある消防士は、駆け寄ってきた娘を、放射性物質をまとったままであろう自分に近付かせまいと突き飛ばしてしまう。簡単には言葉にできないその心情に、思いを馳せる。
参加の高校生や劇団員が3Fホワイエで自分の「あの日」を語り、吉田千亜さんの話を受け、自分ごととして想像力を駆使して芝居にする。
その間に中ホール内では昨年11月25日の白兎組東京公演映像の上映。
そして、4グループに分かれて即興劇の上演。




上の写真は20日の即興劇リハーサル情景。劇作の流れを確認しています。
今の高校生の皆さんは、震災時は小学生。「あの日」を語ることのできる最も若い世代と言えます。
そのみなさんが、あの日のことを伝えていかなければならない!と叫ぶ。
あの時、大人だったひとりとして心が痛むとともに、大きな希望を感じました。
力を、もらえました。
出演してくれたみなさんに感謝します。本当に、ありがとう。

さて、我々劇団ユニット・ラビッツは、劇団員を募集しております。
キャスト、スタッフ、制作、全てにおいて新たな力を欲しています!

現在、私、佐々木雅彦50才と、20代前半の3人の若者が、
郡山市内の公共施設で週二日、輪になって日々稽古しています。
新人公演と銘打って舞台を作ろうとしていますが、なにしろ人手不足です。

人は皆、自分という役を演じています。
時に、その役を見直し、もうちょっと人間性を深めたいなぁ、と思ったりします。
新たな役を創造し演じることで、自分の世界を広げてみませんか?
言葉の力について、自覚するようになります。
大きい声を出すだけでも、気持ちがいいです!
演じるのを見るだけでも、発見があります。
感想を言ったりすると、言った方も言われた方も、
世界が広がった気がします。

まずは見学大歓迎です。
お問い合わせは下記のメールへ!
unit.rabbits@gmail.com

副代表の佐々木雅彦でした。
  

2019年07月28日 Posted by ユニラビ at 01:35Comments(0)お芝居(演劇)ユニラビの正体稽古