お客様から感想いただきました





いただいた感想より、抜粋

――――――――――――――――――――――――――――――――――


先日は暑い中、東京での公演お疲れさまでした。

感想をね、ちゃんとした文章にしたいんだけどならないのでダラダラ書いてみます。

感想文すらままならないのに、1から芝居をつくるっていうのが、先ずは私の想像以上にいろんな人の努力とか苦労とかの塊なんだなって今思っています。


お芝居を拝見していて凄くささったのは、ベンさんが「東京はあっち→」とプラカードを出したところでした。

アフタートークでもふれていましたね。


私ね、とりあえず震災直後は募金とかしてね、ほら、私だって協力してあげてるじゃん、イイ人じゃん?って思ってた。

それはやっぱり自分は自分より過酷な状況の人よりはマシな所に居て、それを心の中では良かったと思ってるけど、そんな事正直に言ったら自分が非難されるから、募金とかしてイイ人ぶって、協力して心配してるふりしてるだけだなって、そういう自分もそれをごまかしてる自分も凄くずるくて汚いな、と思っていました。



で、ゴジラ東京に来たら、圧倒的なパワーで全てを蹂躙する災害が次は自分も場所に来たら、って思ったらね、




自分は生き残れるかな?

普段の生活を取り戻せるかな?それはいつかな?

家族は?仕事は?


ってようやく自分にもどんなことが起こり得たのか、これからもその可能性があるのか、を、凄く想像できたんです。自分の事として。


福島をはじめ、近隣の被害が大きかった地域のひとが何か悪いことをしたわけでもないのに理不尽に突然に日常や家族や健康や故郷を奪われた怒りや悲しみ、立ち直るための努力の大変さ、


今までは本当に蚊帳の外側から見たつもりになっただけだったと思います。自分がそうなったらなんて考えていませんでした。




ゴジラが東京にくる、となったらっていうのを考えた瞬間ものすごい恐怖が襲ってしました。




私は想像しただけです。




それでもものすごい恐怖です。

ひたすらに怖いです。





それを、福島や近隣の方は実際に経験されたっていうことですよね。


福島の方たちから見れば私はやっぱり蚊帳の外でわかった気になっている東京の人に変わりはないかもしれませんが、


ラッキー☆アイランドを見たことで私の震災、原発問題の見方、感じ方が変わったことは事実です。



自分の家に大切なものを取りに帰れない(それは警察に犯罪者のように取り締まられる)


津波が黒いなんて知らなかった



そう言ったことはTVでやっていなかった、と少なくとも私は思います。

ただ単に避難区域だから入れない、と事務的なニュースが流れただけで、蚊帳の外側の人間がお芝居の冒頭の様なシーンを想像することは難しいです。

津波も映像では見ましたが、ハリウッドのすごいCGの映画の予告を見せられている様で




「津波が黒いなんて知らなかった」




あんなに何度も津波の映像を見たはずなのに、私もそんなこと想像もしませんでした。




自己弁護がしたいわけではないのですが、都会のTVでしか震災を見ていない(家族が地方に住んでいる、など密度の濃い情報源が無い)人は、


私と同じような感覚なんじゃないかと思うんです。



で、現場でボランティアとか絶対しなくて、腹の痛まない金額を寄付して施した気になって絆絆言ってやりすごしたんじゃないかと。


それは想像力がない、もしくは想像を絶する、想像以上の出来事だったのかもしれないけど


もっとさ、想像でもいいからしたらさ、


こう、気持ちがね、違ってくると思うんだ。





気持ちが寄り添ってそこに初めて絆って生まれるんじゃないかな?って思いました。







あとね、個人的には子供の頃はだしのゲンを強制的に見せられたのと自分が大火傷したのが重なったトラウマで原爆とか原子力の話とかやけどのネタが本当に駄目で、


ベンさんの絵も学校の教科書とかに何度か出ていて、なるべく見ないようにしていたんだけど、


お芝居のあとにベンさんググって作品も見ました。


私のなかではただただおどろおどろしい、と思っていたラッキードラゴンの絵をまじまじと見ることができました。


終戦記念日近いと原爆のニュースが流れて、まだそっちは見れないけど、ベンさんの絵はちっともおどろおどろしくなかった。


ありがとう。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(お客様に許可を頂いて、このブログに掲載させていただきました。)




本当にありがとうございました。

こちらが感動してしまうような、本当に有り難い感想をいただけて、嬉しい気持ちと共に、
「まだまだ頑張らなくちゃな!」
という強い気持ちが改めて生まれました。

たくさんの方が支えてくれて、私たちだけでは生まれないようなパワーが生まれて、私たちだけでは創れない環境を頂いて、客席からの熱気は今まで味わったことがないくらいすさまじくてクリアで・・・

東京で演れて、たくさんのお客様に観ていただけて本当に良かった。
劇団ユニット・ラビッツを知らないたくさんの方に観ていただけて良かった。

これからも、もっともっと走りつづけます!


劇団ユニット・ラビッツは、東京公演「ラッキー☆アイランド」への忌憚ないご意見、ご感想を随時お待ちしております。
必ず、次の作品への糧とさせていただきます。
こちらのメールアドレスまで、お送りいただければ幸いに思います。
unit.rabbits@gmail.com

これからもどうぞよろしくお願いいたします!


団員のりこでした☆
  

2014年08月31日 Posted by ユニラビ at 20:55Comments(0)お芝居(演劇)

東京公演ご報告☆いかすぜ!とも!編

こんにちは~☆

団員のりこです!

前回、東京公演のご報告をしようと思っているのに、なんてこったい

写真がない!

と、書きましたら、我らの女神、青年座の小暮智美さんから写真が送られてきました!!

ツイッターには書いていたのですが、のりこが角膜剥離したのは、

7月28日 約本番10日前

角膜剥離、あまり聞いたことがない怪我ですよね。
のりこも初めてなりました。

網膜剥離とは違うんです。

目の、黒めの上にある角膜が、傷ついて、こう・・・・・・ペロンと・・・取れてしまったんですね。

網膜剥離はほぼ無痛と言われますが、角膜剥離は、激痛!
目を開けることができません。
そして、

病院に行っても目が開けられない

検査できない

目に麻酔をうつ

やっと目を開けて検査して治療

お医者さん曰く、
「3日間、目をつむって完全安静。点眼液と目に塗る軟膏を処方するので使い続けるように。」
「10~14日は、安静及びコンタクトを使わないことが望ましい。」


つまりこの状態です。


(キッスをせがんでいる顔ではありませんww)


バカなのりこも気付きました。

14日間安静にしていたら本番終わる!

危機


そこで、団長しげさんが呼んだのが、青年座の女優・小暮智美さん!
小暮さんはなんと、自身のスケジュールを空けてくださり、本番1週間前から代役で稽古に入り、その後も役者として私たちの指導や援助を全力でしてくださったのです!

女神

小暮さんがいなかったら、ユニットラビッツの東京公演は上演中止になっていたかもしれない・・・・・・!

それくらい、すごい、ものすごいパワーと集中力で、一緒に作品を創ってくれた、本当に本当に素敵な女優さん!!

そんな小暮智美さんから、

写真あるよー!

と、連絡が来たのです!


さすが小暮さんだぁ。現場でものすごく私たちを助けてくれた上に!プライベートまで完璧とは・・・!
やはり、

女神


そんな、女神から送られてきた写真をご紹介します。




成田カイリさんとご飯を食べている副団長佐々木。





ご飯を食べている青柳。




青柳と、郡山公演でエミリを演じた上野恵里。分かりづらいけれど、Wエミリのショット。




休憩中。食事中。




説明いらずですね。休憩中。食事中のカイリさん、佐々木、こうじろう。




食事中、写り込むダチョウ役の奈々子。




ご飯も食べ終わったし、そろそろメイクしようっかな~、のプードル役、アクションクラブ小野ちゃん。




色んなカラーをおもちですなぁ。女子力高し!メイク中のプードル役、アクションクラブ筧ちゃん。




メイク中・・・トモミ役の亜由美。




以上です


えええええええええええええええええ!!??

完全なオフショット!!

しかも、ちょっと、ちょっとだけ感想言ってもいいですか・・・・・・?

小暮さん・・・・・・

写真下手・・・・・・?



さすが、演劇の女神です。

稽古中は集中していたのでもちろんカメラなど手にせず!
仕込中ももちろん働き!
テクリハ、ゲネ中も本気になって観てアドバイスをくださり!
それ以外の時間も役者や演出に的確かつ丁寧に本気で、この作品を良くしようと体当たりでぶつかってきてくれた小暮さん・・・・・・。

演劇の女神は、写真を撮っている暇なんてなかったのです。


のりこは少しホッとしました。

女神、プライベートはちょっと抜けてるじゃん(笑)


というわけで、本当に本当にお世話になったのですが、

そして、

写真あるよ!

と、のりこの気持ちをワクワクさせてくれたのですが、


すみません、お芝居の方は鬼気迫る勢いでブラッシュアップしてくださったこの方、プライベートちょっと天然なのかなぁ、とホッとさせられてしまったわけでした。

さすが、小暮智美!イカスぜ!とも!


団員のりこでしたww


これからも東京公演のご報告をブログにUPしていきますね!

お楽しみに☆  

2014年08月29日 Posted by ユニラビ at 17:12Comments(0)お芝居(演劇)

ユニラビ☆期待の新人!






こんばんはー!
のりこです(o^^o)

今日の稽古も頑張りました!

写真は、日大演劇部1年生件、ユニラビの新しい仲間(((o(*゚▽゚*)o)))

期待の新人です!
お芝居を始めたのは、大学に入ってから。
お芝居を始めた理由は、特になし(笑)!

のりこは実は、なんとなくお芝居をやってみようと思ってなんとなくお芝居を始めた人が、大好きです。

なぜなら、自分も、お芝居を始めた理由が、なんとなくだから(笑)

もちろん、誰かに憧れてとか、思想や意志をもってお芝居を始めた人も大尊敬です!

でも、郡山という地方都市でも、なんとなくお芝居に触れられる、なんとなくお芝居を始められるって、とっても素敵な事なんじゃないかなぁって思うんです。

そこからお芝居が好きになって、続けられたらこんな幸せな事はないなぁって思うんです。

だからね、頑張れ!新人!
めいっぱい楽しもう!新人!
一緒にお芝居で遊ぼう、本気になろう、繋がろう!

そのためには、のりこも持ってるもの(そんなに多くないけど!)を彼らに全部さらけ出そうと頑張れる訳です。

彼らの居る稽古場は、とっても楽しいです!

そして、彼らは

ユニラビ本公演……
2月11日、郡山市民文化センター

に、もしかすると出演するかもしれないですよーー!

お楽しみに☆


団員のりこでしたd(^_^o)
  

2014年08月29日 Posted by ユニラビ at 00:06Comments(0)

劇団どくんご、観劇







こんばんは、のりこです!

昨日は、劇団どくんごさんのテントツアー郡山公演を、
郡山21世紀記念公園に観に行きました!

雨の郡山。テント。
草の匂い、雨の匂い。
そして、大盛況。

テントでは、お菓子や飲み物、ビールも販売していて、ビール片手にお菓子食べながらお芝居を観ることができます。

お祭りみたい!

お芝居もとってもとっても面白かったです。

ビックリ演出!
スリリングな展開!
個性豊かな役者さんの表現に思わず息を飲みます!

外がピッタリのお芝居でした。
舞台と観客と公園の草いきれが全て一体になっていました。

そして、写真2枚目は、スペシャルゲスト出演の、演劇集団シアターLABOさん!

とっても丁寧で素敵なお芝居をプレゼントして頂きました!

うーん、お芝居を演るための栄養を、お芝居を観てもらった気持ちです。

幸せだなぁ。

今日の稽古もがんばりますよーー!

団員のりこでした(o^^o)




  

2014年08月28日 Posted by ユニラビ at 18:18Comments(0)

東京公演ご報告☆しゅっぱーつ&仕込み編

こんばんは!のりこです。

昨日に引き続き、旅の様子を報告していきますよ~~~!!

劇団ユニット・ラビッツ、団員のほとんどが社会人そして正社員という。。。
ある意味劇団としては珍しいのですが、なにせ時間の融通が利かない!

8日の朝、6時に(始発ですw)郡山駅に集合して、大人数で新幹線大移動!!





ぶーーーーん。

ん?

新幹線の皆の緊張した顔の写真を期待した方、いらっしゃいました??
もし、いらっしゃいましたら、昨日の「旅のしおり」作・岩田隼(舞台監督)に立ち返ってみましょう。



よく見て!

佐藤茂紀
鈴木紀子→ハイエース
伊達孝志
佐藤鎮大

はい。のりこは、新幹線に乗っていないんです。

旅費を少しでも浮かそうと、伊達孝志(ステージ・デザイン・サービス 社長 照明)と、佐藤鎮大(ステージ・デザイン・サービス 音響)の2人以外にも、ハイエースにもう2人乗って行こうとスタッフ会議で決まってたんですよ。

それにしても、その他の2人って、団長と役者って・・・・・・。
事故ったら一番やばいメンツがなんでハイエース!?

というわけで、私にはこの車中の写真しかありません。



5時集合。
運転席に伊達孝志。助手席に佐藤鎮大。
後部座席に団長しげさんとのりこ。

紅一点なはずなのに、全く女扱いせれずに、一路東京へ!



そして、ハイエース!渋滞につかまり赤い車赤い車赤い車赤い車新幹線組より遅れてSpace早稲田に到着!

迎え入れてくれたのは、流山児★事務所のいわおさん!



そして、流山児★事務所の五島三四郎さん!



ここから4日間、本当にお世話になりました!


そして、怒涛の仕込みへ!



どんな舞台になるのかな??

前回、福岡公演で
「お前、つかえねえなぁ」
との伊達さんの一言で照明班を首になった男、こうじろう。今回はいい働きを見せています!
元照明班の、のりこは、角膜剥離のため仕込みには参加せず。。。のりこの分まで頑張れ!照明班!



劇団ユニット・ラビッツ創立メンバー吉原さんも加わり、舞台監督補佐へと回ります!



ケータリングの準備をしてくれているのが創立メンバー吉原さん。誰よりも働き、誰よりも仕事を見つけ、誰よりも的確丁寧に仕事を振り分け、誰よりも余計なことをしゃべり、誰よりもたくさんのカロリーを消費しては補充する漢!
ケータリングの準備をするふりして、実は中身を狙っていますww



そして、照明の仕事が伊達さんの卓での仕事が主になって、暇になったため、タオルで巨乳をつくって楽しむこうじろうです。



団長と、美術担当の佐々木を見守る、助演出・瀬谷&岩田、心中はいかばかりか



映像調整中。こんな舞台になりました!

そして、立て看板も!


かわいいウサギがいますicon06


この日は、みっちりと場当たり、テクリハをしました。
初めての劇場、音響・照明とのきっかけ、役者の動線をしっかり確認し・・・・・・

22時。解散。

疲れた足を引きずって、4日分の荷物を持って、ホテルへ・・・・・・。



最寄駅のホーム、駅貼りポスターにゴジラが!!
青柳が元気にガオーと写り込みます!
若いね!!



乗り換え駅のホームで・・・・・・。
未だに巨乳を作っているこうじろうと、その巨乳になんかムカついて当たっている佐々木。
わかいね・・・・・・www

キャストは早めにホテルへ戻りましたが、スタッフはこれから打ち合わせ!
そうして、東京到着の夜は更けていくのでした。


というわけで、しゅっぱーつ&仕込み編、終了!

その後の日程でも、もちろんたくさんの楽しい出来事や素敵な出会いがあったのですが、

写真がもうない!

ということで、次の回からのご報告は、公演写真を使って、初演からどんどん進化した「ラッキー☆アイランド」という作品のご報告をしたいと思います。

東京公演ということで、なかなか来るのが難しかったと思われる、地元の方のためにも、最初から台本通りの台詞を挟みつつ紹介していきたいと思います。

次は「ラッキー☆アイランド」東京公演 開場編です!

お楽しみに!

団員のりこ  

2014年08月21日 Posted by ユニラビ at 21:27Comments(0)お芝居(演劇)

東京公演ご報告☆東京出発2日前編

こんばんは、のりこです。

東京公演から10日ほど経ちましたか・・・・・・?
みんな、休みなしで働いておりますので、時間の感覚や曜日の感覚がよくわからなくなっておりますww

さて、HOTなうちに、旅のご報告を・・・・・・!

と、今回もブログを書こうと思ったのりこですが、


大失態


写真がない!!


なぜなら、のりこ、角膜剥離していまして、本番に向けて調子を下げないために、なるべく目を使わないようにしていたからです。。。

パソコンはもちろん、携帯もなるべく見ないように、安静・温存していたら・・・・・・

写真撮る暇なかったーーーーー!!!



・・・・・・というわけで、今回は、旅のご報告というより、
東京公演で大きく変わった「ラッキー☆アイランド」という作品をご報告していくブログにしたい、と、勝手にのりこが思っております。


しかし!
ご報告、第一回、東京出発2日前編は、本編とは関係なく写真と共に紹介していきます。

まずは、出発前々夜に配られたのが、これ!!
じゃん!!



「劇団ユニット・ラビッツ東京公演 旅のしおり」
作・岩田隼(舞台監督)

さすが、学校の先生!注意事項を事細かに文字にして伝えてくれます。
・・・・・・いや、むしろこのくらいしないと、ユニラビメンバーは生徒さんより扱いづらいのかもしれません。

だがしかし!こちら!



〇会場の注意 と 〇旅の注意 は、高校生の遠足では書かれない事満載だぞ~~~!!

〇会場の注意
劇場内は禁煙です。喫煙は喫煙場所で。品位を欠く行為は慎みましょう

いきなり釘をさされました(笑)恐れおののく大人の喫煙者ww

〇旅の注意
体調管理に気を配りましょう。お酒は控えめに。

実は、余り飲み会をやらない劇団ユニット・ラビッツ。団長がお酒を飲まないからかもしれません。
しかし、もちろんお酒LOVEな団員もいます!

これで、大人の嗜好品、煙草とアルコールに釘を刺されました・・・・・・。さすが舞台監督。。。
しかし、鞭ばかりではありません。

☆おやつは3万円までです。

ゴージャス!!

そして、ここで
「バナナは?」
聞きたくなるのが昭和生まれ。
舞台監督いわっち、そこまで想像していたのか、次の文言。

バナナは会場の近くの八百屋で買えます。

ばっさり切られた~~~~~。

煙草とアルコールとバナナまで釘をさされました。
昭和の人間に厳しいしおりです(笑)

そんなところに優しい言葉。

☆みんなで観光する時間はありません。ちょっと残念ですね。



うんうん、今回の旅も芝居漬けだね、観光できないけど、残念だけど、頑張ろうね!

と、思った瞬間、次の注意がコレ!

☆おみやげは空き時間に購入しましょう。買えなかったらうすいで買いましょう。

うすいとは、郡山にある大型百貨店です。全国の有名おみやげ品も取り扱っております。
そしてトドメ!(これは旅のしおりには書いてありませんが、おみやげの流れで出てきた話です。)

「ぶっちゃけ、ネットで買えるしね」


ええええええ~~~~~~~!?!?!?
夢が無くなった!!

もう、旅の感じ台無し!!



・・・・・・といった感じで、私たちは次の日、郡山最後の稽古をし、積み込みをするのでした。


さて次は、いよいよ、しゅっぱーつ&仕込み編です。

お楽しみに☆

団員のりこ
  

2014年08月20日 Posted by ユニラビ at 18:37Comments(0)お芝居(演劇)

外波山 文明さまから感想いただきました!





外波山 文明さまのFBより抜粋


スペース早稲田のフクシマ発、劇団ユニット・ラビッツの東京公演「ラッキー☆アイランド」

あの3.11の原発事故を受けて、地元ならではの事故に対する想いから発想した舞台。

何年後か不明、何処だか不明。一緒に居る人間も不明。
そんな状況な中、彼らの見たものは……笑の中に現実をぶち込んで、奇想天外なお話しを作りつつ現実味を帯びていた。

その姿勢に拍手!
そこは棄てられた、残された島??

佐藤茂紀、作演出。

始まる前に防護服の試着やらをやり笑を誘っていた。
被害者の深刻さでは無く、今の私達を見てください、との姿勢ですーー!
終わってのトークショーも。

―――――――――――――――


外波山 文明さま、感想ありがとうございました!!

開場中の防護服試着体験コーナーも、皆様に楽しんでいただけで嬉しかったです。
実はむしろ福島でこれをやったら、洒落にならないのです。
フクシマでは、防護服=危険なモノ・怖いもの のイメージがついてしまっているので、「見たくない」という方も多いのです。

使用していた防護服は、実際にフクイチ、イチエフ(福島第一原発)で使われている者です。
気密性が高く、役者はいつも酸欠と脱水症との闘いでした。
これを着て、今も作業をしてなんとか放射能の飛散を防いでくれている作業員の方がたくさんいるんだなぁ・・・その人たちに私たちは守られているんだなぁと、身体で実感しました。


深刻なことを笑いながら伝えることができて本当に良かったです。
題材が題材だけに、「現場からのSOS」等にはしたくなかったので・・・・・・。
楽しんでお芝居を観ていただきたいなぁという気持ちで臨みました。

本当にありがとうございました!




劇団ユニット・ラビッツは、東京公演「ラッキー☆アイランド」への忌憚ないご意見、ご感想を随時お待ちしております。
必ず、次の作品への糧とさせていただきます。
こちらのメールアドレスまで、お送りいただければ幸いに思います。
unit.rabbits@gmail.com

これからもどうぞよろしくお願いいたします!

団員のりこ  

2014年08月19日 Posted by ユニラビ at 15:46Comments(0)

日刊ゲンダイ 山田 勝仁さまから感想いただきました!




山田さまのFBより 抜粋


観客に今、自分たちの思いを伝えたいという真摯な熱意と凄みさえ感じさせる舞台だった。

 Space早稲田で上演された劇団ユニット・ラビッツ「ラッキー☆アイランド ~のこされ島奇譚~」がそれ。

 2014年、テレビプロデューサーのキムラとレポーターのトモミが訪れた被災後のフクシマ。2011年、原発爆発直後、警戒区域内に残してきた酵母菌を取りに来た若者たち。そしてもう一人、1954年、福竜丸を題材に絵筆をとるベンと名乗る男。3者が時空を超えてとある場所で出会う。
「ここからどうやって帰ればいい? ここはどこなんだ? 今はいつなんだ?」

 荒涼とした海辺の向こうに見えるのは福島第一原発。そして、彼らの前に現れたのは、巨大なアイツ「「ここではない、お前が行くべきなのはあっちだ。それは東京」

 アマチュア劇団だからといって侮ってはいけない。伝えなければならない思い、訴えたいことがなければプロもアマもない。
 郡山を拠点に活動する劇団でしかできない舞台。スタイルとしては80年代小劇場の芝居。初々しい。

 終盤、今では善役になったが本来は邪悪で巨大なヤツに向かって犬やダチョウたちが挑んでは斃される。フクシマの地で見捨てられた動物たち。巨大な権力に翻弄されたフクシマの人々の姿だ。
 思わず何度か涙をぬぐってしまった。

 必ずしもうまい芝居ではない。しかし、そこには演劇の原点がある。それは「伝えたい思いがある」ということ。

 終演後、主宰の佐藤茂紀氏が観客に詫びた。

 それは劇中でダチョウ役の俳優が客席に向かって「安全圏にいて何もしないお前ら!」という意味のセリフで罵倒したことへの謝罪だった。佐藤氏は俳優に対して「一部でアドリブでセリフを言っていい」と話したという。しかし、舞台袖で聞いていて「このセリフを客席に向かって言うのは本意ではない」と思ったという。
 不快に感じた方には料金をお返しします、と頭を下げた。その真摯な態度。
 実は私もこのセリフに矢を射かけられたように一瞬心が痛んだ。しかし、演劇にも安全圏はない。言われても当然なのだ。

 10分後にアフタートーク。ああ、どんな話をするのか聞きたいと思ったが、下北沢に急がなければならないので駅へ。

 書きたいことあるけど、そろそろ支度をして帰郷の途。



――――――――――

感想、本当にありがとうございました!
私たちは決して、上手くもないし、フィジカルも弱いし、役者も演出も、未熟。
やらなければならないことがたくさんあります。
けれど、劇団員一同、これだけは信じて芝居を創ってきました。

私たちの伝えたい想いはこの作品の中にあり、そしてこの作品は未来を変える可能性を持っている。


私たちは、誰かの悪口を言いに東京に行ったのではありません。
誰かを傷つけるために、もしくは自分たちの感情を押し付けるためだけに東京に公演をしに行ったわけではりません。

できれば誰かと共感できたり・・・共有できたり・・・そしてお芝居を観て笑ってもらったり、お客様に参加していただいたり・・・
なにより、たくさんの出逢いを求めて東京へ行きました。

山田さまと出会えて、感想をいただけたのも、私たちにとっては奇跡のようなご縁です。
本当にありがとうございました。


また、劇団ユニット・ラビッツは、東京公演「ラッキー☆アイランド」への忌憚ないご意見、ご感想を随時お待ちしております。
必ず、次の作品への糧とさせていただきます。
こちらのメールアドレスまで、お送りいただければ幸いに思います。
unit.rabbits@gmail.com

これからもどうぞよろしくお願いいたします!

団員のりこ  

2014年08月17日 Posted by ユニラビ at 19:04Comments(0)

朝日新聞 今村 修さまから感想をいただきました!




今村さまのFB投稿より、抜粋


昨日の夜は福島の劇団ユニット・ラビッツの「ラッキー☆アイランド〜のこされ島奇譚〜」(作・演出=佐藤茂紀、監修=和田喜夫)@Space早稲田。これまた、福島の思いがギュッと詰まった、それでいて生硬でない、見応えのある舞台。

2011年の原発事故直後、実家に残された酒の酵母と飼い犬を取り戻すため、に帰還困難区域に忍び込んだ作り酒屋の3兄妹(高橋巧次朗、鈴木紀子、青柳美希)。
2014年夏、「フクシマの今」を取材しようと現地に乗り込んだ記者(成田浬)と新人リポーター(竹内亜由美)。
そして、第五福竜丸をテーマにした連作などで知られ、1954年にマーシャル諸島に向かった画家ベン・シャーン(佐々木雅彦)。

この6人がなぜか、時間も空間も超えて奇妙な島に集まってしまう。

人語をしゃべる野生のプードルやダチョウが走り回り、ゴジラのような巨大な咆哮が絶えず聞こえてくるこの場所で、彼らが見、考えたこととは?……。

事故から3年、すでのそんなことは無かったかのように経済活動に邁進するこの国の日常から、遠く取り残された原発被災地。
その偽りない現実や思いを背景に、ドラマはゴジラを軸とした一種の寓話として演じられる。

人類の味方となる前の1954年のゴジラはなぜ生まれ、なぜ東京湾に向かったのか? そしてその後ゴジラは? ゴジラの変容に文明批判を重ねつつ、科学と経済に偏りすぎた世界に対抗する術を探っていく。

題材が題材だけに、説明的なセリフの多さが目に付くが、ウルトラマンシリーズや懐かしの犬マンガ「銀牙〜流れ星 銀」からの多彩な引用、歌やダンスも交えて、大きく深い問題を肩肘張らず差し出してくる柔軟さが頼もしい。
俳優陣も個性豊かでなかなかに魅力的だ。この舞台が金〜日の4ステージ限りということをつくづく勿体なく思うと同時に、その数少ない上演に出会えた幸福を思った。(敬称略)





―――――――――――――

今村さま、本当にありがとうございました!!
私たちも、もっともっとたくさん上演したかったです。
しかし、劇団の最大限の頑張りをもっても、今は4ステージ。
もっともっと力をつけて、また必ず東京に還って行きます!!!

数少ない上演に来てくださった、今村さまとの出会いに感謝です!本当にありがとうございました!

団員 のりこ
  

2014年08月16日 Posted by ユニラビ at 18:11Comments(0)

流山児祥さんの「また会おうぜ。」



流山児祥さんのツイッターより

「嵐のような1週間が過ぎた。
 福島の劇団ユニットラビッツの「ラッキー☆アイランド」の公演は連日満員の盛況で
 多くの演劇人たちの交流の場になった。
 熱い3日間4ステージ、ユニットラビッツは確実にフクシマの《現在》をトーキョーに刻んで郡山に帰っていった。

 また、会おうぜ。」


我らが親分、流山児祥さん。

「4日間、自分たちの小屋だと思って愛してくれ。」
と、おっしゃってくださいました。
その言葉で、私たちの東京デビューの気負いがいい意味で抜け、
Space早稲田を愛し、流山児★事務所の皆様を愛し、自分たちの作品を愛し、お客様を愛することができました。

本当にありがとうございました!!

また必ず会いに行くからね!!


団員のりこ  

2014年08月15日 Posted by ユニラビ at 22:33Comments(0)お芝居(演劇)