前回の稽古
これは……
写真だけみると、勉強しているみたいですね。
のりこと、新入団員のだいちゃんです。
もくもくと……何をやっているかというと。
ある物語を書き写しています!
だいちゃんは、夏目漱石作「文鳥」
のりこは、宮沢賢治作「よだかの星」
そして、ここでは写っていないですが、
あゆみは、梶井基次郎作「桜の木の下」
みちゃさんは、なぜか「外郎売り」(笑)
ただ書き写すんじゃありません。
内容を読んで、自分が持っている限りの筆記用具を使って(ただし消しゴムはつかわな〜いw)、紙は何枚でも自由にどのようにつかっても良くて、場所も机でも床でも壁でもいいから、
テキストを自分なりに書き写す!!
という稽古です。
演劇の稽古っぽくないなぁ、と思われる方もたくさんいらっしゃるでしょうが……
あくまでも、この趣旨は「自由」にテキストを書き写すこと!
四角のものを四角に取らずに、受けた印象や、自分が気になった言葉なんかを「自由」に描いていい時間。
言葉は二次元のもので、そこから何を役者が受け取るかは、それは個々の自由なんです。
テキストに縛られることはない、自分にしか分からない書き方でもかまわない。
そのテキストの内容が自分に入ってくればいい!
そして、テキスト自体を疑ってもいい!
そんな稽古をしていました。
「自由」って難しいですよね。
「自由」と言われた瞬間に、自分の中に見えない縛りが見えてくる……
そんな再確認の作業でもあります。
さて、次の更新では、来週のユニラビの稽古日程と、
のりこがやらかした「よだかの星」
をUPします!
お楽しみに(笑)!