前回の稽古


これは……
写真だけみると、勉強しているみたいですね。

のりこと、新入団員のだいちゃんです。

もくもくと……何をやっているかというと。

ある物語を書き写しています!

だいちゃんは、夏目漱石作「文鳥」

のりこは、宮沢賢治作「よだかの星」

そして、ここでは写っていないですが、

あゆみは、梶井基次郎作「桜の木の下」

みちゃさんは、なぜか「外郎売り」(笑)


ただ書き写すんじゃありません。

内容を読んで、自分が持っている限りの筆記用具を使って(ただし消しゴムはつかわな〜いw)、紙は何枚でも自由にどのようにつかっても良くて、場所も机でも床でも壁でもいいから、

テキストを自分なりに書き写す!!

という稽古です。

演劇の稽古っぽくないなぁ、と思われる方もたくさんいらっしゃるでしょうが……

あくまでも、この趣旨は「自由」にテキストを書き写すこと!

四角のものを四角に取らずに、受けた印象や、自分が気になった言葉なんかを「自由」に描いていい時間。

言葉は二次元のもので、そこから何を役者が受け取るかは、それは個々の自由なんです。

テキストに縛られることはない、自分にしか分からない書き方でもかまわない。
そのテキストの内容が自分に入ってくればいい!
そして、テキスト自体を疑ってもいい!

そんな稽古をしていました。

「自由」って難しいですよね。
「自由」と言われた瞬間に、自分の中に見えない縛りが見えてくる……
そんな再確認の作業でもあります。

さて、次の更新では、来週のユニラビの稽古日程と、

のりこがやらかした「よだかの星」

をUPします!

お楽しみに(笑)!



2013年05月25日 Posted byユニラビ at 01:33 │Comments(0)

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