ラッキー☆アイランド ができるまで




作・演出 佐藤茂紀のフェイスブック記事より



「ラッキー☆アイランド 〜のこされ島奇譚〜 」もうじき本番です。

 これを書き始めるにはいくつかのきっかけがありました。


そのひとつは、昨年、「この青空は、ほんとの空ってことでいいですか?」の横浜公演を行ったときのことでした。


終演後お客様からのアンケートに目を通しているとその中に「第5福竜丸」「久保山さん」と流麗な行書で書かれた文字が目に飛び込んできました。


なれない行書体を読み解くと、そこには

「私は以前看護婦をしておりました。そのとき第5福竜丸で被爆し東大病院に入院しておられた久保山さんのお世話をしたことがあります。私はこの作品を見てあの頃のことが重なりました。どうか今後もこのような作品を・・・」


その帰り道、僕は新木場に保存されている第5福竜丸に会いにいきました。



福竜丸は静かにそこにありました。そのときに思ったのです。




福竜丸に福島まで航海してもらおうと。





あれから一年、たくさんの出会いときっかけが重なって「ラッキー☆アイランド」が生まれました。



どうか一人でも多くの方と「ラッキー☆アイランド」への航海ができますように。




2011年3月、帰還困難区域の中に取り残された酒蔵の娘は酵母救出に向かう。
2013年8月、新人TVレポーターは意気揚々とフクシマに向かう。
1954年3月、ユダヤ系リトアニア人の画家はマーシャル諸島へ向かう。
だが、彼らが行き着いた場所は時が交差した島、ラッキーアイランド。
対岸が見えそうで見えないこの島で彼らは出会う。そして……。

◆公演名:『ラッキー☆アイランド ~のこされ島奇譚~』
◆日時:①8月10日(土) 19:00開演(18:30開場)
   ②8月11日(日) 14:00開演(13:30開場)
◆会場:郡山市民文化センター 中ホール
http://bunka-manabi.or.jp/kc-center/top/access.html
◆チケット:前売 1000円、当日 1200円、高校生以下 500円
◆同時開催:未来への教科書 写真展

*チケット予約・お問い合わせは下記まで
unit-rabbits@ezweb.ne.jp
09036480481
  

2013年08月08日 Posted by ユニラビ at 01:51Comments(0)

役者紹介☆パート5


劇団ユニットラビッツ旗揚げメンバー、そして副団長のささきさんです。

ユニラビ第10回公演
「赤の大地、白き風」では、野口英世役を演じました。

この人を表現する言葉を持ち合わせていない気がする……(笑)

……そんな役者さんです(笑)

美術もチラシも舞台もタタキも、この人がいなければ始まりません。

会議も、この人がいないとまとまりません(笑)

全体を見渡す力の強い人です。

難しいことは簡単に、簡単なことは丁寧に、丁寧なことは慎重に演じる役者です。

彼の人柄がしばしば脚本上にも現れます。
そんな影響力をもった人です。

自由過ぎる行動力で、休憩が終わっても稽古場に帰ってこない時はたぶん麺類を食べに行っています(笑)

美食家なのでしょうが、美食の美のところが細分化され過ぎていて、のりこはたまに彼の言っている事がわからなくなります(笑)

分からないけどとりあえず相槌を打っている時は、割とすぐ気付かれます(笑)

……これ、役者紹介だろうか……?

すみませんでした(笑)

団員のりこでした( ̄^ ̄)ゞ
  

2013年08月07日 Posted by ユニラビ at 13:47Comments(0)

役者紹介☆パート4


ユニラビ、初(?)舞台、女子大生えりです。

初に?と付いていますが、実は彼女、高校時代に、ユニラビの「痴人の夢」という舞台で子役で出演しています。

あさか開成高校出身、三年間、当時あさか開成高校演劇部顧問のしげさんに鍛えられました。

人との距離感を本能的に感じ、その関係性をとっても大切にする役者さんです。

舞台に対する畏れも人一倍。
だから覚悟も人一倍。

大きな瞳から涙がポロポロ溢れても、歯を食いしばって舞台にかじりつきます。

たくさん笑ってたくさん泣く、感情豊かな人間味の溢れる芝居をします。

みんなが彼女に集まってくる、そんな性質をもっている素敵な女優です。

舞台でもその人間性のカラフルさが発揮されることでしょう。


団員のりこでした( ̄^ ̄)ゞ
  

2013年08月07日 Posted by ユニラビ at 13:09Comments(0)

役者紹介☆パート3


3年の時を経て、
役者として復活!の、みちゃさんです。

左手の薬指に指輪が見えますね。
奥さんも、元劇団員です。
主演女優をさらって行ったイケメン俳優です(笑)

そして今では2児の父。
普段はイクメンパパです。

優しい人柄がでる、あったかい芝居をする……と思ったら、いきなりのハイテンションでぶっ飛ばすこともある、緩急投げられるピッチャーみたいな役者さんです。

たまに投げわけを間違って満塁ホームランを打たれることもあるピッチャーです(笑)

3年のブランクを埋めるがごとく、稽古に集中し、誰よりも演出家の言葉をかみしめます。

真面目で、スタッフとしても有能で、頼れる兄貴です。

大きな目、大きな声で、大きな芝居をし、たくさんの汗をかき、一所懸命!
全力投球!

舞台でも、きっと誰よりも汗をかき、本気で人であろうとするでしょう。


団員のりこでした( ̄^ ̄)ゞ
  

2013年08月07日 Posted by ユニラビ at 12:50Comments(0)

役者紹介☆パート2


ユニラビの華、あゆみさんです。

「奥羽行進曲」では「こなつ」役を演じていました。

細い体のどこにそんなエネルギーがあるんだ?
と、ビックリするくらい力強い芝居をします。

ユニラビに入団して3年。
伸び盛りです。

人を大切にするので、稽古中以外でも空気を読んで楽しくしてくれるムードメーカー。

普段は、百貨店勤務の総務のバリキャリで、ハードな仕事の後、ハードな稽古をこなします。


一番最初に、ユニラビの華と書きましたが、
華のフェロモンの部分ではほぼ無臭に近い残念さん
と、劇団内ではもっぱらの評判です(笑)

きっとこれから、匂い立つフェロモンがプンプンの女優になるのか……
それとも毒粉を撒き散らす蝶や蛾の鱗粉プンプンの小悪魔になるのか……

楽しみです。


団員のりこでした( ̄^ ̄)ゞ
  

2013年08月07日 Posted by ユニラビ at 12:16Comments(0)

今回の役者紹介☆


さて、本番も間近ということで、今回の役者を紹介していきましょう!

まずは一番手!

いわっち(劇団内での愛称ですw)こと、岩田隼さんです。

大きな身体と、繊細な心、大きな芝居で魅せてくれるとおもったらいきなりコミカルになったりする(笑)

そんないわっちに、共演者タジタジです。
なんだか思わずクスッとなってしまう、味のある役者さんです。

もともとは劇作家さんなので、台本の読み込みも早いです。

一番台詞が多いのに、一番乗りで覚えた努力家でもあります。


そして今回の一番の、衣装スタッフ泣かせ(笑)
お洒落なのかダサいのか、衣装スタッフさんが段々分からなくなってきて、
演出に
「お洒落とダサいの境目あたりだ!」
と言われて、衣装スタッフさんがますます困っております(笑)

そんな衣装をきこなして!
漢の本気を、舞台で魅せてくれることでしょう!

あと、意外だったんですけど、歌うまいです(笑)

美声を披露してくれることでしょう!

団員のりこでした( ̄^ ̄)ゞ
  

2013年08月07日 Posted by ユニラビ at 01:54Comments(0)

ボロボロです


何が!?
身体が!?
精神が!?

いいえ。

台本です(笑)

繰り返し読んで、合わせて確かめて
セリフを足して、削って、演出プランを書き込んで。

台本って、あくまでも台であって、台から私達は三次元のいや四次元の(笑)舞台をつくるのだけれど、

台本は共演者や劇団員と同じ、まず私たちを支えてくれる相棒なんだなぁ、って思いました。

今日から24時まで稽古をしています。

働きながらだと、なかなか早い時間に稽古が進まないので、みちゃさんが提供してくれた稽古場で夜中の稽古!

本番まで突っ走れ!

団員のりこでした( ̄^ ̄)ゞ
  

2013年08月07日 Posted by ユニラビ at 01:36Comments(0)

まもなく本番です!



少しだけ情報開示・・・。


全部お芝居で観たい!!という方は、この先を読まない方がいいかもしれません。


劇団ユニットラビッツ 第11回公演
「ラッキー☆アイランド 〜のこされ島奇譚〜」
郡山市民文化センター中ホール におきまして
8月10日(土)19時開演
8月11日(日)14時開演 (開場は開演の30分前です)
料金 前売り1000円 当日 1200円 高校生以下500円
皆様のお越しをおまちしております☆







【以下、多少のネタバレあり】


劇団ユニットラビッツ 第11回公演

「ラッキー☆アイランド ~のこされ島奇譚~」


2013年、テレビプロデューサーのキムラとレポーターのトモミは、震災から復興しようと奮闘する300年の歴史を持つ酒蔵についての取材にやってきた。それは震災直後から継続している取材であり、酒蔵の娘マリやその兄妹との仲も打ち解けていた。

しかし、その日出会ったマリたちは明らかに様子が違っていた。彼女たちは警戒区域内に残してきた酵母菌を取りに来たという。初対面のように対応されるキムラたちは戸惑いを隠せない。だが、戸惑っているのはキムラたちだけではない。マリたちも周囲が普段と見慣れない、空間も時間もねじ曲がったかのような奇妙な世界になっているのに気づく。
そしてそこには一人の見知らぬ男がいた。ベンと名乗ったその男は、絵を描いていた。どうも彼もこの奇妙な世界に漂流してきたらしい。

「ここからどうやって帰ればいい? それよりここはどこなんだ? 今はいつなんだ?」
彼らが探っていくうちに、人々を苦しめる見えない線で結ばれたこの世界が徐々に明らかになっていく。


ここから先はまだ内緒☆
劇場で目撃してください!!


劇団ユニットラビッツ 第11回公演
「ラッキー☆アイランド 〜のこされ島奇譚〜」

郡山市民文化センター中ホール におきまして

8月10日(土)19時開演
8月11日(日)14時開演 (開場は開演の30分前です)

料金 前売り1000円 当日 1200円 高校生以下500円

皆様のお越しをおまちしております☆  

2013年08月06日 Posted by ユニラビ at 14:36Comments(1)

帰って来た☆エンシュツ


長崎名物カステラと共に
帰ってきたぞ、我らが演出!

劇団員の悲鳴を聞いて
空港から直で稽古場に
帰ってきたぞ!帰ってきたぞ!

作・演出 しげさん☆



不在の時を取り戻すかのように、
ビシバシ稽古をつけていきます。

本格始動!本格指導!

さあ、お芝居が楽しく立ち上がってきた!

本番まであと少し。

皆様のお越しをお待ちしております☆
  

2013年08月06日 Posted by ユニラビ at 00:02Comments(0)

昨日に引き続き!

今日も塗ったり切ったりちくちくしたり!

その合間にセリフを合わせたり。


暑い夏の熱い作り手。

小道具も衣装も暑苦しく作りまくります。

どの場面で出てくるのか、お楽しみに☆


団員のりこ
  

2013年08月04日 Posted by ユニラビ at 14:55Comments(0)