これまでの作品のあらすじ




以下は、作品のあらすじのようなものです。

もっともこれだけでは何も味わうことはできません。

戯曲は上演のための台本となって、

それを今度は立体化し、

色を塗って、

磨き上げて、

はじめて芝居になります。

そして

上演後には跡形も無く消えていくものです。


実際に劇場で観て頂いた方だけが、目撃者となるのです。



旗揚げ公演「バケーションプリーズ」
 逝ったものが胸に重くのしかかるのは伝えきれない想いがあるからなのです。遊園地のお化け屋敷で働くお化けたちのもとに生きてる人間の女の子が就職することになる。動揺するお化けたち、彼らは自らの存在理由を問いかけ始める。

第二回公演「find the way」
 日本人移民が多くいる植民地惑星火星と、宗主惑星地球間の戦争が終結し、十数年経過
した遠い未来の火星が舞台。
 戦争に敗れてなお火星独立を目指すレジスタンス、地球から送り込まれた秘密警察、戦
争孤児、戦いに青春の全てを奪われた元女性兵士、などと様々な立場の人間がバーで出あ
う。彼らは衝突を繰り返しながらお互いを理解しようとする。

番外公演「Wanna C U!」
 UFOに拉致された高校生二人、お互いの顔は知っていても言葉を交わしたことは無い二
人。一向に変化しない状況、一向に現われない宇宙人。
彼らはそんな空間と時間を共有していく中で、お互いの存在を認めはじめる。
 そして、ついに宇宙人が現われる。

第三回公演「ただ、逢いたくて…わるい?」
 今から61年前の日本。日本人は現在とは異なる価値観の中で、空襲に怯えながらも強く生きていた。そこにこと座のヴェガ星系から一人の女性がやって来る。事故で不時着し、記憶を失った彼女を一人の日本人青年が助け、数ヶ月の暮らしの中で二人は恋に落ちた。そんな二人を時代の大きな波が引き裂こうとしていた。しかし、無情にも二人を引き離したのは彼女の星から来た捜索隊だった。彼女はヴェガに引き戻されるが、再び地球へと旅立つ。しかし着いた先はなぜか現在の地球。彼の姿は何処にも無い。途方にくれた彼女は探偵事務所に彼の捜索を依頼する。
過去と現在と異文化の価値観が入り乱れる「ほんのりSFハートフルストーリー」。果たして二人は再び会うことができるのか・・・?


今回、目撃者になっていただけるのは↓です。

第四回公演「HEAVEN(ヘブン)~Just the way you are~」
―どこにいてもつらいんだよね。でもさ、どこにいてもたのしいんだよね―
 航海中の船がとある事故で沈没。乗組員3名は気が付くと、ヘブンとよばれているところいた。そこで出会うどこか奇妙な面々・・・。しかし彼らはどこか懐かしい。
 ユニット・ラビッツ会心のファンタジー

どうぞ、目撃者の一人になってください。  

2006年11月27日 Posted by ユニラビ at 19:17Comments(2)